前回は不惑にもなって自分の進む道に迷い、道しるべとなる(かもしれない)キャリアアンカーと出会った事、キャリアアンカーについて紹介しました。
今回は自分でやってみたら、どんなことを感じたのか、です。
キャリアアンカーについて、詳しく知りたい方は以下のPageなどを参照ください
「誰もが持っている!8種類のキャリアアンカーの意味と診断方法を解説」
https://media.unipos.me/career_anchors
私もキャリアアンカーの判定を受けてみました。
「キャリア・アンカー 無料診断ツール」
https://career-anchors.rere.page/
40項目の質問に直感的に回答していきます。
あまり考えずに感じるままに返答するのが良いようです。
Don‘t think ! Feel !!
ってことですね。
してみると、返ってきたのは
診断結果 :
あなたのキャリア・アンカーのタイプは……
「技術・職能」(TF: Technical / Functional Competence)
特定の仕事に対する高い才能と意欲を持ち、能力を発揮することに満足と喜びを覚える。専門家タイプ。
でした。
なるほどー。。。
なんというか、これまで自分は、
出世して立場を求めるような生き方は自分には向いてないなー、と思い、
また、金銭的成功を追い求めるのもなんとなく面白くない、と思い、
でもなんとなくリーダーだとか、中心的役割がとれるのが良いのか、面白いのかと思ってやってきてました。
そして、すべて身から出た錆なれど、
それがどうもうまくいかず、なんだかなー、と思っていたのでした。
でも、これでわかりました。
中心的役割を求めていたのも、すべて自分の興味関心を叶えるため、能力を発揮するための場を求めての事でした。
でも立場を得られるか、維持できるかは、
その職務の純粋な遂行能力だけには寄らず、
対人関係の維持、上位の理解者を持つこと、
時に運など、外的要因が必要です。
その成功は
天の時、地(知)の利、人の輪、
といった複合要因なのだと思います。
まあ私がうまくいかない理由探しはこの辺にしておいて、
でも、このキャリアアンカーの診断をみるに、
立場を得られなくても、自分の能力を発揮することや興味関心を満たせること、
そちらを優先してキャリアを考えていくことが職業的充足への近道なのでしょう。
この産業メンタルヘルスに取り組んでいく、という関わる身の振り方もその一つのあり様なのだとあらためて思い至りました。
ええ。後出しじゃんけんの理論武装です。
でも、そんな目で自分のキャリアを振り返り、納得感を得ること。
そんな目的でキャリアアンカーを利用するのは、
この不確かなVUCAの世界をしのいでいくためには、一つ有効な方策なのかな、と感じました。
自分の経験からも、ご自身のキャリアに悩む方にはキャリアアンカー診断を試してみることをお勧めします。
この項ここまで。